使わない実家を貸す時のメリット・デメリットは?トラブルを防ぐための対策も紹介

使わない実家を貸す時のメリット・デメリットは?トラブルを防ぐための対策も紹介

親が高齢になり実家から引っ越すことになった、親が亡くなり実家を相続する人がいなくなったなどの理由で、実家が空き家になる場合があります。

「このまま空き家のままにしておくのも不安」と思い、賃貸に出そうか迷っている方もいることでしょう。

そこで今回は、実家を貸すメリットとデメリット、トラブルを防ぐための対策について解説します。誰も住む人がいない実家の管理に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

使わない実家は貸すのと売却するの、どちらが良いの?

使わなくなった実家を空き家のまま放置するのは、追加で税金が発生してしまう可能性もあり、おすすめできません。詳しくは以下の記事をご参考ください。

空き家を放っておくと、固定資産税が6倍に増えるの?

空き家の管理が難しいようであれば、賃貸と売却も視野に入れておくべきといえます。それでは、使わなくなった実家は賃貸と売却のどちらが良いのでしょうか。前提として、それぞれに適したケースのポイントを解説します。

貸したほうが良いケース

まず、立地が良い家においては賃貸が有利です。立地は家の資産価値を大きく左右します。主要駅から徒歩圏内など、立地が良い家は資産価値を維持できる、もしくは将来的に上がる可能性が期待できます。家賃収入で収益を上げたうえで、最終的に高い査定価格で売却できるかもしれません。

また、将来的に実家に戻ってくる可能性が残っている場合にも、賃貸にしたほうがよいでしょう。例えば、ご両親が戻ってくるかもしれないケースや、お子様などいずれ実家を引き継ぐ人がいるケースなどが挙げられます。

このほか、長く暮らした実家にご両親が強い愛着を持っており、手放すと後悔しそうという場合にも、ひとまず賃貸にしておくのが良いかもしれません。経済的に余裕があるなら、親のために実家を残すのも選択肢の一つだといえます。

売却したほうが良いケース

一方で、今後誰も実家に住む予定がなく家の維持管理を行う人もいない場合には、賃貸よりも売却が優先的に検討されます。空き家期間が短いうちに売却に向けて動くことを考えましょう。

将来的に発展が見込めないエリアでは、賃貸を希望しても借り手が見つかりにくいと考えられます。借り手が見つからない間も、家の維持管理の手間や費用の負担はかかり続けてしまいます。

空き家状態が長く続くと、家の劣化が進み、賃貸・売却などそのあとの処分がさらに難しくなる可能性があります。

実家を売る手順とは?準備すべきことやかかる税金も解説!

実家を貸すメリット

実家を貸すメリット
賃貸と売却、それぞれに適したケースを踏まえたうえで、今回は賃貸することに特化して解説していきます。実家を貸すメリットは主に次の4つです。

家賃収入を得られる

まず、継続的に家賃収入を得られます。老後を迎えたご両親にとって、年金以外の副収入を得られるのは大きなメリットです。介護費用に充当できるほか、ある程度まとまった額になれば施設に入所する費用をまかなえるかもしれません。

人が住むことで家が劣化しにくくなる

空き家になると、家の老朽化が進みます。締め切った状態が続くことで、多湿になりカビが繁殖しやすくなるほか、定期的な通水がなくなり下水のにおいが室内に充満することも珍しくありません。

人に住んでもらうことで室内に風を通せるため、湿気がこもらなくなり、家が劣化しにくくなるのです。

一戸建ての場合は、庭の問題や雨漏りなどがあれば、借りている人から連絡が来るでしょう。結果として、建物のトラブルに対して早期に対処できるのも大きなメリットです。

実家周辺の治安悪化を防げる

一戸建ての場合、手入れがされておらず家の外観が荒れてしまうと、空き家であることが外部からわかりやすくなります。例えば、庭の雑草が伸び放題になっている、外壁が壊れたまま修復されていない、といったケースです。

人の出入りがないことは、放火や空き巣の被害に遭うリスクや、不審者が勝手に住んでしまうリスクの要因になります。近隣の人に不安や迷惑を与えてしまう可能性も否定できません。

いざとなった時にまた住める

契約方法に気を付ける必要はありますが、家を残してさえおけば、いざとなった時に再び住むことができます。契約方法の留意点については後述します。

賃貸にすることで、家の維持費を家賃で補いながら思い入れのある実家を保持できる点もメリットです。一戸建ての場合、借りるのは基本的にファミリー層であるため、単身者と比べれば入れ替わりの頻度も少なく、手続きの手間もさほどかからないでしょう。

実家を貸すデメリット


実家を安全に貸すためには、賃貸に出すことで起こり得るトラブルや注意点も理解しておきましょう。実家を貸す場合には、主に以下の3つのリスクが考えられます。

初期費用やメンテナンス費用がかかる

入居者を見つける、また住んでもらうためには、ある程度のリフォームや修繕費用が必要です。立地によっては、室内がきれいで水回りが新品だとしても借り手がなかなか見つからないことがあります。この結果、リフォームした分の費用を回収できない可能性があります。

一般的に、郊外の一戸建ては駅近のマンションと比べて入居者が見つかりにくいでしょう。ハウスクリーニングやクロス・床の張り替えなど、次の入居者のための原状回復費用も都度必要になるためメンテナンス費用がかかります。

トラブル対応が発生する可能性がある

貸したことで思わぬトラブルが起き、大家として対応しなければならないケースもあります。借り手が問題のある人だった場合、以下のようなトラブルが起きるかもしれません。

  • 賃料滞納
  • 室内を激しく汚される
  • 建物や設備を大事に使ってもらえず、かえって劣化が進む
  • 無断でリフォームされる
  • 近隣の住民ともめる

苦情対応や賃料滞納などへの処理に手間を取られ、家賃収入以上にデメリットのほうが多くなってしまうようでは本末転倒です。

日本では基本的に入居者の権利が強いため、不安な場合は契約方法に気を付けましょう。詳細は後述します。

借主が見つからなかった時には赤字になる

賃貸の場合は引き続き所有者となるため、固定資産税や都市計画税を支払わなくてはなりません。入居者が見つからなければ、賃料でカバーすることもできなくなります。

このほか、定期的な通水や放火・地震へのリスク対応として、光熱費の基本料金の支払いや火災保険・地震保険への加入も必要です。

実家の賃貸トラブルを避けるための対策

最後に、実家の賃貸トラブルを避けるための対策を2つ紹介します。

定期借家契約も検討する

実家を賃貸に出す場合の契約方法は以下の2種類です。

  1. 普通借家契約
  2. 定期借家契約

大半のケースでは普通借家契約が用いられています。更新が前提であり、借主が希望すれば契約の更新が可能です。しかし、貸主が更新を拒否するには正当事由が必要になります。場合によっては立ち退き料を支払わないといけません。

一方、定期借家契約では、あらかじめ貸主で契約期間を決められます。住める期間に条件が付くため賃料は低めに設定することになりますが、「立ち退いて欲しいのに住み続けられる」というリスクは回避できます。双方の合意があれば再契約は可能です。

信頼できる不動産会社に仲介してもらう

実家を賃貸に出す時には、不動産会社に賃料査定を依頼することになります。その際、賃貸契約の経験豊富な不動産会社に依頼することが肝心です。期間を区切って賃貸に出したい場合には、定期借家契約に慣れている会社を選ぶとよいでしょう。

一誠商事は、一戸建てはもちろんのこと、分譲マンション・集合住宅などに関する賃貸管理業務の実績が豊富です。入居者募集から管理運営まで手厚くサポートします。退去時には原状回復工事の手配もいたしますので、オーナーは毎月の賃料を受け取るだけで済みます。

まとめ

しばらく使わない実家がある場合には、空き家にするのではなく、賃貸を検討してみてはいかがでしょうか。継続的な家賃収入を得られるほか、人に住んでもらうことで家の劣化を防ぎやすくなります。

一誠商事では一戸建てや分譲マンションなどの賃貸管理業務も承っています。実家を賃貸に出そうか悩んでいる、賃貸管理の手間を省きたい、転勤の間だけ自宅を貸したい、といった方は、ぜひご相談ください。

賃料査定、ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。

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入居者募集から管理運営までサポート

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記事の監修者:一誠商事編集部

一誠商事株式会社が運営する情報サイト編集部。

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